みなさん、将来の目標に向けて、日々努力されていることと思います。
私たちは、法科大学院出身の若手弁護士が中心となって、法曹養成に関する様々な活動をしている団体です。
このたび、私たちは「法曹を目指すみなさんにプロボノ活動を知ってもらいたい!-プロボノマッチング2022-」と題し、弁護士が関わる公益活動、いわゆるプロボノ活動をしている団体に関わっている若手弁護士に集まっていただき、それぞれの活動内容とその魅力を語っていただくオンライン説明会を開催することになりました。
勉強が進むうちに、弁護士・法曹になった後にどのような業務をしていくかについては、みなさんにもイメージがわいてきていると思います。しかし、業務に加えて、弁護士・法曹の公益的活動やプロボノ活動については、興味はあっても、その実態に触れている方は、少数なのではないかと思います。
そこで、私たちは、公益的活動・プロボノ活動のことをもっと知りたい!というみなさんと、日々そのような活動をしている団体に関わっている若手弁護士とをつなぐことを目的として、このイベントを企画しました。
ぜひ、この機会に弁護士がどのような公益的活動、プロボノ活動に関与しているかを知っていただき、また実際に体験していただくきっかけにしていただければと思います。
一般社団法人法曹養成ネットワーク(略称 PLE-Net:プレネット)
対 象:法科大学院生在学生・修了生・法学部生・予備試験合格者・その他法曹を目指す方
実施日時:8月9日(火)16:00~18:00
実施方法:ZOOMによるオンライン開催
申込方法:以下の申込用フォームからお申し込みください。
特定非営利活動法人CALL4
代表者 / 代表理事 谷口太規(弁護士)
公式ホームページは こちら から。
【団体・担当者からのメッセージ】
こんにちは。私たちは公共訴訟を支援するNPO、CALL4(コールフォー)です。
みなさんは、公共訴訟というとどんなイメージをお持ちでしょうか。
公共訴訟は、社会生活の中の「おかしいな」を司法の力で変えていく裁判です。
公共訴訟で取り扱う問題は、多くのみなさまにも関係している問題です。
そうした問題を解決する訴訟を、少しずつでもみんなで支えていく、
そんな場を提供したいというのが私たちの思いです。
CALL4では弁護士だけでなく、他の職業や学生のメンバーも多く参加しています。
毎年夏にはインターンも受け入れています。
みんなのための司法の活用方法を、一緒に考えてみませんか。
BLP−Network
代表者 / 鬼澤秀昌(弁護士)
公式ホームページは こちら から。
【団体・担当者からのメッセージ】
弁護士の笹山脩平と申します。私たちは、企業法務を使って、NPO・NGO・ソーシャルセクターの方々の支援をする弁護士のグループです。具体的には、①NPO等と弁護士のマッチングをはじめとして、②弁護士同士の情報共有、③NPO向けの情報発信(書籍の発行等)等の活動をしています。特に、私は、②の事業である「BLP通信」の作成・編集を担当しています。この活動では、その分野の専門家の方の話を聞いたり、また、各弁護士の「イチオシ」のNPOの話を聞くことができます。また、定例会等で法律やNPOに関する情報を得ることができます。学生の方でも参加可能ですので、興味のある方は、個別でも こちらのフォーム よりご連絡いただけます。
NPO法人ストップいじめナビ(弁護士チーム)
代表者 / 代表理事 荻上チキ
公式ホームページは こちら から。
【団体・担当者からのメッセージ】
理事・弁護士の小島秀一と申します。私たちは、いじめに関する調査・研究、提言、啓発活動を行い、情報発信等を通じて、いじめ問題の改善・解決に向けた社会的基盤の整備を目的とし2012年に活動を開始した団体です。活動当初よりNPO内に弁護士チームを作り、概ね20人程の弁護士がアクティブに活動しています。具体的な活動としては、中学校等におけるいじめ予防授業、定期的な内部勉強会、社会への発信(国会議員・文部科学省等へのロビー活動、マスコミ向け勉強会等)、シンポジウム、学校との連携、メンバー間の相互協力などを行っています。いじめ問題に関心がおありになる方は、ぜひ説明会にご参加をいただければと思います。また、いじめ予防授業は弁護士でなければ担当できませんが、その他の活動(勉強会等)については、弁護士となる前の体験的なご参加も歓迎いたします。ご興味のある方は、説明会後にご連絡ください。
Pathways Japan
代表者 / 代表理事 折居徳正
公式ホームページは こちら から。
「パスウェイズ・ジャパン(PJ)は、2016年からトルコに逃れたシリア難民を留学生として受け入れる事業を開始した、難民支援協会の事業を引き継ぐかたちで、2021年7月に設立された新しい団体です。
私たちは、この間の世界情勢に鑑み、シリアに加え、アフガニスタン、ウクライナからも留学生を受け入れるという決断をしました。いま100名を超えるウクライナからの留学生を受け入れるべく、教育機関や企業といった多くの新しいパートナーとともに活動しています。法律事務所にも多くの支援をいただいています。
団体名「パスウェイズ・ジャパン」には、国外から日本への道筋(Pathways)、そして難民となる経験を経た若者たちの未来への道筋という思いを込めました。私たちは、機会を掴もうとする若者を応援したいと考える、より多くの方々と共に、この思いを実現することを目指します。
鹿児島大学司法政策教育研究センター
代表者 / センター長 米田憲市
公式ホームページは こちら から。
【団体・担当者からのメッセージ】
当センターでは、「地域に学び/地域に貢献する」ことをミッションのひとつとして、様々な取組みを展開しています。そのひとつが、「離島等司法過疎地に おける法律相談事業」です。今年度のこの事業は、2023年2月17日(金)から20日(月)の3泊4日を予定して、鹿児島県内離島での法律相談実習を行う予定です。地域事情や司法機関の事情を学ぶとともに、2日間の法律相談とその検討会を中心としながら、司法過疎地域における法サービスのあり方や法曹の役割を検討します。法科大学院生、司法修習生、若手の弁護士の方を中心に、関心のある方からのコンタクトをお待ちしています。